この度、僕はNFT所有者になりました。
しかも、日本発のNFTの中でも特に人気のコレクション「CNPJ」シリーズの一つです。
その名も「Orochi-Soccer player-Black」--データでありながらコピーすることはできない唯一無二の僕のコレクションです。
データなのにコピーできないその秘密はブロックチェーンという技術にあります。
今、僕はNFTを携えてWEB3.0の世界に足を踏み入れたのでした。
何を言っているか分からない
でしょうね。
今回は横文字がたくさん並ぶ小難しい話--
ではなく、僕がNFTを手に入れるに至ったまでのお話とほんの少しのNFTの解説。
話の中核はNFTではなく、Twitterなのでご安心ください。でも、きっと既に離脱者多発しているよね。
分かりやすく解説!NFT!
先日、こちらの記事でTwitterを通して知り合っためろさらさんにプロフィール画像を描いてもらったことを書きました。
Twitterで繋がりを作るのはとてもメリットが多い、と締めさせていただいたのですが、実は他にもフォロワーさんからいただいたものがありました。
それがNFTです。
NFTは「Non-Fungible Token」の略。日本語では「非代替性トークン」と呼ばれます。
--と言われても意味が分からないと思うので、ここではデジタルアートの一種だと思ってください。
そして、そのデジタルアートは今までのそれらと違って複製ができません。
つまり、現実で絵画の原画を取り扱うのと同じ感覚で、NFTは取り扱われています。
僕の持っているこの蛇さんはデジタルアートでありながら一点物というわけです。
NFTはアート作品に留まりません。
2021年3月のこと、Twitterの創始者であるジャック・ドーシーが行った初めてのツイートが$291万5835で落札されたというニュースが話題になりました。このツイートそのものもNFTなんですね。
初見だとなかなか受け入れられない価値観ですよね。言葉通り次元が違います。
NFTは複製ができない--そんなこと言われても僕にはすんなり理解できませんでした。
パソコンを使っている人は試しに上にあるNFTの画像の上で右クリックをして画像をダウンロードしてみてください。大丈夫、怒りません。
できましたね?
そうなんです。複製できないと謳っておきながら貴方のハードディスクには今僕の蛇の画像がいて数MB分のスペースを占領しています。
これがどういうことか、というと貴方がダウンロードしたのは現実の絵画に置き換えると複製画ーーつまり模写されたものなんです。
原画はブロックルーチンという技術に守られて、なんと僕のデジタル上の財布の中に入っています。
ですから、上にある画像もこの記事のアイキャッチ画像も全部模写なんです。
・・・・・・ついてこられています?
イカれてんな
しかし、NFTと言ってもピンからキリまであります。
現実の絵画だって、名の売れていない新人が描いたものと巨匠と呼ばれる人が描いたものでは価値に雲泥の差がありますよね。
じゃあ、僕のこのサッカーをしている蛇の価値とは一体どれくらいなのでしょう?
さあ、初心者の皆さん、驚いてください。
その価値は--
0.092ETH
(2022.7.27現在のオファー価格)
何その単位!?
ETHは暗号資産の一つ。暗号資産で有名なのはビットコインですよね。
ビットコインは仮想通貨じゃないの?
現在は暗号資産と呼ばれるようになりました。
そう、NFTは暗号資産で売買されるんです。
そもそも、絵画そのものが投資の対象として扱われることがあるくらいに値動きするものだというのに、それに加えてその売買に使われる通貨そのものの価値が不安定なんです。
投資の対象として見るならばなかなかにハイリスクハイリターンなものだということが理解できるかと思います。
僕の蛇さんについている0.092ETHだって、明日にはどうなっているか分かりません。
参考までに0.092ETHは2022/07/27現在$132.89です。
え、まあまあ価値があるじゃない
そうなんです。どうしてかと言うとこの蛇さん、冒頭に書いたようにCNPJというとても人気の高いNFTコレクションの一体なんです。
どうして人気なのか気になる方はこちらの記事を参考にしていただければと思います。
見てのとおり、こちらのリンク先は僕のブログの記事ではありません。
NFTブログを運営しているこう(@kou3299)さんの記事です。
僕はNFTに関する多くの情報を彼のブログで学びました。
そして、このこう氏こそが僕に初めてのNFTを贈ってくれたTwitterで知り合った友人なのです。
NFTをお迎えするまで
感謝は行動で示してこそ
Twitterを始めて間もない頃、僕のタイムラインに表示されている情報の多くは暗号資産やNFTに関することでした。
率直に思ったのはTwitter界隈ではこんなに暗号資産やNFTが流行っているのかということ。
暗号資産はともかくNFTなんて言葉を現実で口走ったら謎の横文字を操る意識高い系のイカれ野郎だと思われるに違いありません。
ところで、僕はNFTという存在を既に知っていました。
僕がいつも見ているYoutubeチャンネルで解説をしていたからです。
ご存知の方も多いでしょう。中田敦彦のYoutube大学。
彼はあらゆるジャンルの勉強になる動画をアップロードしていますが、中でもこの手の話題は僕の大好物。
いつかNFTやメタバースに手を出したいと思っていた僕にとってはTwitterのタイムラインに流れるその手の話題に興味津々。
まずは暗号資産の口座を開かなくては、と思っていた矢先のことでした。
こうさんのブログの中でCoin checkという暗号資産取引所の口座を作ると2500円分のビットコインが貰えるキャンペーンを行っていることを知ります。
こうさんはその時点で既にブログ関連についてのアドバイスを僕にしてくれたことがありました。
これも何かの縁ということで僕はそのまま勢いで口座を作ることにしました。
仮想通貨の口座作らない?二人合わせて5000円分のビットコインが貰えるよ
よく分からないけどいいよ
口座の開設は驚くほど簡単でした。マイナンバーカードや運転免許証があればすぐに完了します。
口座を持つことのメリットは以下の記事で解説をしています
そして、翌日--
こうさんが喜びのツイートをしていました。
実はこうさんに夫婦二人で口座を作ったことを報告していたのです。
ブロガーにとって、自分の記事を読んで読者が行動をしてくれるというのはたまらなく嬉しいものです。
それが結果になって現れればその喜びはひとしお。
これで恩返しができたしビットコインは貰えるしで実にめでたい、と僕は自己満足に酔いしれていたのでした。
祭りが始まる
それから程なくしてNFT界隈は更なる盛り上がりを見せていました。
CNPJの発売が迫っていたのです。売りに出されるその数は11,111体です。
それは現実世界に置き換えれば数量限定の絵画コレクションの即売会が行われるということ。
僕も興味深くその動向を見守っていたのですが、販売が間近に近づいた7月上旬に衝撃の発表があります。
それは諸般の事情があって大々的に売り出すことが難しくなったので、CNPというCNPJの派生元にあたるNFTコレクションを所持している人に優先的に購入権が与えられるということでした。
これを絵画に例えて説明するとゴッホの「自画像」を買うのに「ひまわり」を所持していなければならないということです。
そして、そのCNPはリリース後にとても価値が上がっていたのです。安いものでも日本円換算で6万円くらいだったと記憶しています。
結局、所持者ではない僕は二次流通で買うしかないことを悟り、祭りへの参加を諦めたのでした。
溢れ出すGiverたち
即売会は大いに盛り上がったようで、僕の知らぬところで祭りは始まり、そして終わっていました。
そして、Twitter上では所持者たちによる後夜祭とも呼べるイベントが始まっていました。
それはCNPJのGiveaway企画。所持者たちがNFTを無料で配るという大盤振る舞いを始めたのです。
Giveaway企画はなぜ行われるのでしょう?
貴方が新進気鋭のアーティストの絵に魅了されたとして、それを無料で手放すのはどんな時でしょうか?
それはそのアーティストの絵を世に知らしめたい時じゃないでしょうか。みんなにその価値を知ってもらうんですね。
そして、それはそのNFTの価値が上がって市場全体の活性化に繋がり、Giveaway企画をした当人にとってもメリットとなって返ってきます。
こうさんもその企画を行っていた所持者のひとりでした。
二次流通を待つことなく手に入る!?
そう思った僕はその企画に応募し、そして初めてのNFTをお迎えすることができたのです。
ニューエイジは僕らの手の中に
今回の企画でNFTを贈る対象をどのように選んだのかは明かされておらず詳しい理由は分かりません。
元々僕とこうさんの間には縁があり、それが運命的に働きNFTがやってきたということなのかもしれません。
これからの僕にはたくさんの選択肢があります。
CNPJ所有者としてその価値を上げるための活動をする、コレクターとして他のNFTを集める、それから時機を見極めNFTを高価格で売却する。
それにCNPJ所有者になった今、「次のNFTコレクションの購入優先権がもらえるかも?」なんて期待もしています。
いずれもNFT所有者になったからこそできる選択で、そしてそれは既に始まっているWEB3.0の世界の中で情報の最先端に触れ続けることができる可能性を孕んでいます。
例えば、本稿を書いている真っ最中に一つのニュースが飛び込んできました。
CNPのアニメ化企画が立ち上がったようです。
この企画によって元々僕たちが持つCNPやCNPJの価値が上がることが期待できます。
しかも、この企画そのものが斬新で、ファンが暗号資産を購入する形で出資を行い、それを資本として企画を進めていくのです。
暗号資産そのものの価値が上がれば、出資した金額分以上の恩恵を享受できます。
NFT、暗号資産は新しい時代の新しいビジネスの根幹でその存在感を放ち続けるのかもしれませんね。
パパの蛇は僕の蛇だよね?
僕のNFTはまだ
Giveawayしないから!
コメント
コメント一覧 (2件)
すっっっごい面白い分野ですね!!ワタクシこのブログを見ながらご飯3杯は食べれそうで御座いますっ!!(*^^*)
面白いし、将来性があって勉強しがいがありますよね。ぜひ白米片手にまた読んでください!