僕はしばしばTwitterでブログの宣伝活動を行っているのですが(フォロワーの皆さん、いつもありがとう!)、そこで一部の方々がDMを送ってきてよく質問してくれます。
ブログを始めたきっかけは何ですか?
今回はズバリお答えしましょう!
僕の少年時代
僕はよく本を読む子どもでした。読書は正義と信じて疑わなかった両親によって図書館に足繁く連れて行かれ、すっかり本の虫になっていました。
地元の図書館の児童書のコーナーをほぼ制圧し、小学生のくせに少年Hまで読破していました。
自画自賛になってしまうことを自覚した上で書きますが、ある程度の語彙力はそれで培われたのでしょう。
高校生になった頃、親にパソコンを買い与えられていた僕はHTMLを独学で学び自分のホームページを開設していました。
ところが開設したはいいものの、特に強いコンテンツ力を持った何かを発信をできる能力はなかったのでそこで行ったのはただ毎日日記を更新し続けるという根暗な儀式でした。
それでも、友人には平気な顔をしてその存在を教えていたので(今にして思えばなんておぞましい)、それなりの読者がいたようです。
時はインターネットの黎明期ーーSNSが発達しておらず友人たちは他に見るものがなかったのでしょう。
自ら課した毎日日記更新という制約はexciteブログ、mixiと時と場所を変え大学時代まで僕を縛り続けました。
大人になって
時は流れ社会人となり、僕は薬剤師として生計を立てていました。
相変わらず読書の習慣はありましたが、物を書くという行為自体は恥ずかしい過去を思い起こすトラウマとなり封印され続けていました。
しかし、2年前のことです。因果は巡るもので立て続けに僕は文筆の依頼を受けることになります。
1つは薬剤師会の会報誌に自身の薬局の紹介文を掲載してほしいというものでした。
1つは薬剤師会のリレー随筆で記事を投稿してほしいというものでした。
1つはコンテストに論文を提出してほしいというものでした。
1つはコンテストにエッセイを提出してほしいというものでした。
どれも仕事絡みで受けたものです。生半可に片付けるわけにはいきません。
筆を取ってみると、久しぶりの文筆という行為は意外に僕の脳内ホルモンの分泌を促したようです。
どれもそれなりに好評で周りから褒めていただき、論文を出したコンテストに至っては佳作を受賞するという結果でした。
自信を持った僕はその頃からブログを書くことを考え始めます。
今度は日記ではない、誰かに役に立てるようなもの、楽しませられるようなものーー即ち恥ずかしくないものだ!
過去のトラウマと向き合う時がきました。これは僕のリベンジなのです。
ただ、方向性は未だ定まっておらず、色々なことをざっくばらんに書いています。
世の中にはしっかりと収益を見据えるなら一つのジャンルに集中した特化ブログを書くべきだという意見もあります。
ただ僕の場合は薬以外のジャンルに対する権威性がなく、特化しようにもしきれずまだ暗闇の中でもがいている状態です。
薬のこと書けばいいじゃない
確かに薬のことは書けるのですが、もし誤ったことを発信してしまったら責任重大という恐れがあって手を出せずにいます。
ただ、ブログ開設時にその迷いがあった名残があるんです。
それはドメイン名。
apotheker
(ドイツ語で薬剤師)
いつか自信を持っていい情報をお届けできる日が来ればいいですね。
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